デッサンをはじめよう!③
デッサンで使用する紙について、ご紹介いたします。
画材屋さんに行くと、様々な紙の種類があります。
デッサンでよく使用される紙は、画用紙とケント紙です。
まずは、ざっくりと紙の特徴を知りましょう。
●画用紙
小学校などで使われている紙は、大体画用紙です。
表面に少し凹凸があり、水彩画を描く時にもよく使用されます。
デッサンで使用すると、紙が柔らかいため、絵もやわらかい印象になると思います。
●ケント紙
画用紙に比べ、紙の表面が滑らかでつるつるしています。
芸大生がよく使うイメージがあります。
デッサンに使用する場合は硬めの鉛筆を立てて描く事をおすすめします。
これからデッサンを始める方は、画用紙から始めると良いと思います。
画用紙は鉛筆が乗りやすく、作業が進めやすいためです。
有名なマルマンのスケッチブック(画用紙)
なかなか描きやすいです。
ケント紙は丈夫で描き心地も滑らかなのですが、鉛筆が擦れやすいため、描きにくく感じるかもしれません。
しかし、慣れれば逆にその擦れを利用することにより、表現の幅も広がります。
紙にはそれぞれ特徴があり、個性があります。
その中から自分のお気に入りを見つけることも、デッサンの楽しみの一つです。
自分のお気に入りの紙をみつけてみてください!