テキストを整列パネルでそろえる

イラストレーターでテキストを整列パネルでそろえる。

整列を押せばそろうと思いがちですが、テキストに関してはバウンディングボックスに余白がありうまく整列してくれない時があります。
アウトライン化すればそろうのですがその後変更があった場合にテキストの打ち直しができなくなり困ります。
その場合はアピアランスパネルのオブジェクトのアウトラインを押すとアウトライン化するがテキストも変更できるようになります。

1.テキストを選択し、アピアランスパネルのパス>オブジェクトのアウトラインを押す。

2.整列パネルのオプションにある、プレビュー境界線にチェックを入れる。

これでテキストも変更できかつ整列パネルが使えるようになります。
テキストに1つずつ効果をつけるのは大変なのでアピアランスのコピーまたは最初のテキストに効果をつけたうえでコピーしてテキスト作成しましょう。

上は何もせず垂直方向に整列を押した。下に揃っていない。
下はオブジェクトのアウトラインを追加し垂直方向に整列を押した。下に揃った。

画像データをパス化する

アイコンや画像をイラストレーターで使う際にパス化にすることでベクターデータになり拡大縮小しても劣化せず、色も好きに変えることができる。
pngデータでアイコン使用する際によく使う。手書きのイラストを取り込む際にもよく使われる。

1.画像データを読み込む。

2.画像データを選択し、オブジェクト>画像トレース>作成して拡張
 または
 画像データを選択し、上のパネルにある画像トレースを押し、拡張ボタンを押す。

これで画像データがパス化してくれる。

ちなみに画像トレースだけでは画像のままで特に変化がないように見えるがにじみがなくなりパスで引いたような見た目になる。

小さい画像をスライス時に大きく切り出す

イラストレーターでデザインデータをもらった際に画像全体が小さかった場合にはキャンバスサイズを大きくしなくてもスライス時に任意の幅を指定することでほしい幅に切り出すことができる。

まずは普通に切り出したい画像にスライスを引く。コンテンツぎりぎりでかまわない。

スライスを書き出す。
ファイル>書き出し>web用に保存(従来) ここまではいつも通り

右パネルにある、画像サイズという項目を任意のサイズに変える。今回は800pxがほしいので幅に800pxと打つ。
※この時アートボードサイズにクリップのチェックを入れておく。入れ忘れると余白ができうまく切り出せなくなる。

保存を押すと幅800pxに切り出せた。

※イラストレーターCC使用