Webデザイン・DTPデザイン・グラフィックデザインの違い

Webデザイン・DTPデザイン・グラフィックデザインの違い

種類 媒体
Webデザイン Webサイト
DTPデザイン 印刷物
グラフィックデザイン 印刷物など、視覚に訴えかける表現全般

 

WebデザインはWebサイトのデザインをします。
DTPデザインとグラフィックデザインの違い
両者とも、広告やパッケージといった印刷物のデザインを行う点は同じですが、グラフィックデザイナーはDTPデザイナーのように印刷用データを作ったり、製版作業を行ったりはあまりしません。

「DTPオペレーター」とは、グラフィックデザイナーが作成したデザインを印刷用データに変換する作業を行う人のことをいいます。
自分でデザインをすることはありません。

印刷会社には、一般的にグラフィックデザイナーとDTPオペレーターの両者が存在することになりますが、現在では両方を兼務している方も多いため「DTPデザイナー」という言葉が生まれました。

また、DTPデザイナーは印刷用データを作成する必要があるためPC操作能力が必須ですが、グラフィックデザイナーは必ずしも制作物をPCで作成する必要はありません。

視覚に訴えかける表現全般を制作するのがグラフィックデザイナーです。

デザインフリー素材サイト

商用OKでクレジット表記不要のサイト

Undraw

https://undraw.co/illustrations

Drawkit

https://drawkit.com/

IRA Design

https://iradesign.io/

イラストAC

https://www.ac-illust.com/
無料会員だと、検索できる回数が1日5回までで、1日にダウンロードできる数も決まっているため注意

FLAT ICON DESIGN

http://flat-icon-design.com/

ハンコでアソブ

http://hankodeasobu.com/

ICOOON MONO

https://icooon-mono.com/

EC design

http://design-ec.com/

デザイン配色に悩んだときの参考サイト

1.Adobe Color CC 
https://color.adobe.com/ja/create/color-wheel/

世界中のAdobeユーザーが投稿した配色パレットが閲覧・利用できるため、デザイナーはまずチェックしたい便利なツールです。

iPhoneやiPadではAdobe Captureという名前のアプリで利用できます。  外出先で撮影したものから配色を作って同期できます。

2.Happy Hues
https://www.happyhues.co/
画面左に並んだ配色パレットをクリックすると、その配色をフラットデザインに反映させたサイト全体のサンプルがレビューできるサービスです。

背景やマウスホバーなど、実際にサイトコンテンツ内に反映させた場合のサンプルがさっとチェックできる

3.ColorDrop
https://colordrop.io/
豊富な4色の配色パレットを集めた、シンプルで使いやすいツールです。

配色パレット・写真からの抽出・グラデーションツール・ソートやフィルタリングなど機能が充実。

4.Pigment
https://pigment.shapefactory.co/
2色の配色をさらに調整できるため、こだわりたい人におすすめ。

5.Color Supply 
https://colorsupplyyy.com/app/
補色や類似色、3色または4色の配色を探せるツールです。 

6.Nippon Colors
https://nipponcolors.com/
日本の伝統的な色を探せるサイトです。 

7.Colorable 
https://colorable.jxnblk.com/
背景と文字色のコントラストを、アクセシビリティとして適切かどうかの判断ができるツールです。

Webフォント

Webフォントとは、あらかじめサーバ上に置かれたフォントやインターネット上で提供されているフォントを呼び出し、表示するCSS3から策定された技術です。

家庭用PCでは、予めインストールされているフォントは少なく、基本ソフトとなるOC(オペレーティング システム)のバージョンにより、標準搭載されるフォントが異なるため、使用できるフォントも限られていました。

windows10から標準搭載 UDデジタル教科書体・Yu Gothic UI
windows8.1から標準搭載 游ゴシック・游明朝
windows7から標準搭載 Meiryo UI
windowsVistaから標準搭載 メイリオ
windows初期からのフォント MSゴシック・MS明朝/MSPゴシック・MSP明朝/MS UI Gothic

Webページの読み込みと同時に、ネットワーク上にあるフォントデータをダウンロードすることができるため、どのデバイスで見ても制作サイドが意図したフォントで表示することが可能。

Webフォントを使用するメリット

1.
SEO効果を保ったまま、デザイン性を高めることができる
Webフォントの最大のメリットは、デザイン性の高いサイトの構築ができる点
ユーザー環境に寄らず、豊かなデザイン表現が可能となったことで、作成者の意図する印象を与えることができたり、文章の可読性・視認性を高めることができるようになりました。

従来は、デザイン性の高いサイトを構築する際、デザインフォントを含む箇所を画像としてWebサイトに配置してきました。
しかしこの方法では、検索エンジンの情報収集ロボット「クローラー」に画像と判定され、記載した文字情報は理解されません。
多彩なスタイルを持つWebフォントの出現でテキスト表現の幅が広がり、クローラーにしっかりと内容を伝えられ、かつデザイン性の高いWebサイトが構築できるようになりました。

2.
レスポンシブWebデザインに適している
画面サイズの異なる複数のデバイスに対応するWebサイトでは、折り返し位置やサイズ調整が自動で行われる「テキスト」での表現が最適です。
また、従来のようなデザイン性の高い箇所を画像で配置する方法では、対応するデバイス分の画像パーツの用意が必要になるなど、構築にも更新にも手間と時間が掛かります。Webフォントの出現は運用コストの削減にもつながっています。

Webサイトで扱う画像ファイル形式

各画像形式の種類と特徴

JPG

一般的に使用されている画像形式で、スマートフォンのカメラ(iPhone〈iOS11〉以前)やデジカメでとった画像は特別な設定をしていなければ大体この形式で保存されます。

メリット フルカラー1677万色まで表現することが出来るので、色数が多い画像がきれいに表示される
デメリット 非可逆圧縮という 人間の感覚に伝わりにくい部分を削ってファイルサイズを圧縮する方法で画像を圧縮しており、圧縮率を上げると画像が劣化してしまいノイズが目立つ

GIF

256色で構成されている画像形式です。
透過処理や動きを取り入れた「アニメーションgif」などの表現ができます。

メリット 少ない色で構成されており、比較的データ容量が軽い・アニメーションの表現や透過処理が出来る
※半透明は不可・直線以外の透過は適さない
デメリット 256色以上カラーを使用する写真やグラデーションの表現には適さない

PNG

JPGと同じでフルカラー1677万色まで色を扱うことができ、なおかつ透過処理が行えます。
フルカラーも表現できるのでグラデーションを使用した画像にも適しています。

メリット 画質が劣化しない、透過処理が出来る※半透明も可能
デメリット
ブラウザIE7から対応しているため、古いブラウザなどで対応していない場合がある
データが重い

それぞれの適している
JPG 風景・景色・人物像など多くの色を使う写真
GIF 256色以下のロゴやイラストなど
PNG 透過処理もできるので人物写真の切り抜きや色数が多いイラストなど

フリー画像サイト

AC画像

https://www.photo-ac.com/  
会員登録が必要(無料)
検索できる回数、1日にダウンロードできる画像の枚数に上限あり
日本人の画像を探しているならここ!

pixabay

https://pixabay.com/ja/
会員登録の必要なし
検索できる回数、1日にダウンロードできる画像の枚数に上限なし
英語で検索する方が欲しい画像が見つけやすい。

pexels

https://www.pexels.com/ja-jp/
会員登録の必要なし
検索できる回数、1日にダウンロードできる画像の枚数に上限なし
英語で検索する方が欲しい画像が見つけやすい。
好きなサイズで画像をダウンロードできる。

レイアウトについて

レイアウトとは

何をどこに、どのように配置するかという意味です。

レイアウトという言葉は、雑誌や広告、ポスター、アプリなどのデザイン編集の作業でよく使われます。
例:家具の配置、パンフレット、新聞などあらゆる分野で使われます。

デザインとレイアウトは何が違うのか

レイアウトは、デザインに含まれるとものの1つと考え、デザインというのは「配色」や「文字のサイズをどうするか」「どんなフォントを使うか」「どんな写真を使うか」など、あらゆる要素を含めて、機能的なものにすることを表します。

フラットデザイン

フラットデザインとは?
2012年頃〜フラットデザインが世界的にトレンドとなっている。
iPhoneでフラットデザインを採用されたことで、一気に広がった。

フラットデザインの対義語は「リッチデザイン」と呼ばれます。
色々な装飾やエフェクトがついていてリッチな(≒充実している)という意味があります。
例:iPhoneiOS7〜やWindows8、Instagramのユーザーインターフェース

フラットデザインの利点
シンプルでコンテンツに目がいきやすい
小さな画面でもスッキリする
さまざまな大きさの端末に対応しやすい
トレンドで受け入れられやすい

レイアウト:タイルを美しく並べる
フォント:シンプルなゴシック体を使う
写真:高品質な写真を使う
アイコン:シンプルなアイコンや、フラットなアイコンを使う

デザインにおける基本

1.近接
同じ要素を持つ仲間同士をくっつけて、逆に別の仲間同士を遠ざける、「グループ分け」です。
近接は、デザインだけでなく、商品陳列や人間関係まで幅広い領域で使われています。

2.整列
順番にきれいに並べるということです。全体の配置をきれいに整頓することで、見栄えが良く見えます。
ワードなどの文書ツールなどにもある、左揃え、右揃え、中央揃えなどのように、基準に沿って揃えたり、また色ごとに一定の規則性に沿って情報を並べることで、情報がすっきりまとまって見える。

3.コントラスト
明るいと暗い、濃いと薄いなど、対比してメリハリをつけることによって、デザインをより見やすくすることができます。
コントラストをうまく活用することによって、伝えたい情報をひと目で伝えることができるデザインにすることができます。

たとえ文字が大きくても、文字の太さや書体、配色など様々な要素が噛み合っていないとコントラストの効果を最大限に活かすことができていないということになるので、注意が必要

4.反復
同じデザインを繰り返して使うことを指します。全体を通して同じデザインを使い続けることで、見やすさや統一感などを与えることができます。

主に、プレゼン資料、雑誌など、紙1枚ではなく文量が多いときに使われる手法。
紙1枚で済むくらい情報量が少ない資料でも、ある程度デザインの枠組みを決めて統一感を与えた方が見やすく効果的に情報を提供できる。