Illustratorアウトライン化について

アウトライン化とは、文字をパスに変換することをいいます。

・ほかの人にデータを渡すとき
・データ入稿時
基本的に文字はアウトライン化したデータを渡します。
自分の使用したフォントが相手のパソコンに入っているとは限らないからです。

アウトライン化の手順

1.文字を選択する
方法1
2.「書体」→「アウトラインを作成」
3.「書式」→「フォント検索」で抜けがないかチェック。
「フォント検索」で下記図の赤枠の中に書体名が何もなかったら、全ての文字はアウトライン化された状態です。

アウトライン化の解除について

文字をアウトライン化すると、パスに変換されるので文字の打ち替えや書体の変更ができません。
ですのでアウトライン化をする前に、多くの方はデータを別名保存します。
またアウトライン化は一度行うと解除ができません。

アウトライン化後すぐはCtrl+Zで戻ることはできますが、いったんデータを閉じてしまうと、パス化したオブジェクトから文字情報を持ったフォントへ戻すことはできません。

※アウトライン化は解除不可能(データは別名保存後、アウトライン化することをおすすめします。)

PhotoshopとIllustratorの違い

Photoshop

写真加工や合成、イラストや描画に向いてます。
・写真加工
・立体感のあるグラフィック

Illustrator

ロゴ作成やレイアウト作成に向いてます。
・Webサイトやアプリのイメージ制作
・アイコン・ロゴ制
・平面的な図表やインフォグラフィック

IllustratorとPhotoshop両方を組み合わせて使うことも多い

フリー画像サイト

AC画像

https://www.photo-ac.com/  
会員登録が必要(無料)
検索できる回数、1日にダウンロードできる画像の枚数に上限あり
日本人の画像を探しているならここ!

pixabay

https://pixabay.com/ja/
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英語で検索する方が欲しい画像が見つけやすい。

pexels

https://www.pexels.com/ja-jp/
会員登録の必要なし
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好きなサイズで画像をダウンロードできる。

タイポグラフィ

タイポグラフィの定義

読みやすく、美しく文字を配置すること
「文字をきれいに、読みやすく見せる」設定

文字をデザイン要素として用いる手法
最近では「タイポグラフィ」というと、このようなアーティスティックな文字の表現を指すことの方が多い

タイポグラフィの作り方のコツ
・数字をデザイン要素として使う
・現実と融合させる
・アルファベット1文字をシンボリックに配置
・写真の上に文字をのせる
・写真の中に文字を組み込む
・写真を文字型にする
・曲線に沿ってレイアウトする
・手書きフォントで楽しい雰囲気を出す
・大胆な大きさにする
・文字で何かの形を描く
・リボンを使う
・何かの形に沿って文字を並べる
・イラストの中に文字を組み込む
・背景に絵の具の塗りつぶしを置く

illustrator カラーパネル

カラーパネルでカラーモードを変更するには、パネルメニューから変更したいカラーモードを選択します。
スペクトルバーにマウスポインタを移動します。マウスポインタの形状はスポイトツールになります。

shiftキーを押すと、マウスポインタの形状が選択ツールのものになるのでクリックします。

パネルメニューで表示される順番(CMYK→WebセーフRGB→グレースケール→RGB→HSB)でカラーモードが変更されます。

llustrator ラスタライズ効果設定

llustratorでラスタライズ効果設定
メニューから「効果」→「ドキュメントのラスタライズ効果設定」と進み、ドキュメントのラスタライズ効果設定ダイアログを出します。そこで「解像度」を「高解像度(300ppi)」を選ぶか、「その他(350~400ppi)」に設定。
解像度をスクリーン(72ppi)にしてしまうと、ドロップシャドウやぼかしなどの特殊効果が粗く印刷されてしまうので注意

文字データはすべてアウトラインをかけておきます。
画像はすべて「埋め込み」にしてください。その後、トリムマーク(トンボ)以外の印刷データをすべて選択して、「オブジェクト」→「ラスタライズ」を選択。
またラスタライズのダイアログボックスが開くので、解像度は「その他(350~400ppi)」に設定し、背景は透明に、オプションはアンチエイリアスを「アートに最適」に設定。

※注意
「効果」→「ラスタライズ」ではなく、必ず「オブジェクト」→「ラスタライズ」を選ぶことです。
「効果」→「ラスタライズ」だとバスデータのみがビットマップ化されるため、ドロップシャドウ効果などは印刷結果に反映されないので注意