「les CONFIDENTS 絆」2年ほど前WOWOWで放送されていたミュージカル作品ですが、
とても感動したので今でも忘れられません。
“果たして芸術家たちの間に友情は成り立つのか”
をテーマにした三谷幸喜作・演出の作品でした。
1888年パリ。建設中のエッフェル塔を臨む古いアトリエに集
まる4人の無名の画家たち。ゴッホ、ゴーギャン、スーラ、
シェフネッケル。それぞれ性格の違う4人をモデルにした
人間模様。才能・地位・そして嫉妬。
ゴッホ(生瀬勝久)・・・天才がゆえに苦悩する人。
才能がなかなか世間に認められず子供っぽいところがある。
ゴーギャン(寺脇康文)・・・豪快で優しい二枚目。唯一ゴッホの才能を認めゴッホの面倒見役。
スーラ(中井貴一)・・・点描画ですでに成功
して地位も名誉もある真面目な人。自分をさらけ出すことなく真面目な仮面をかぶって生きている。
シュフネッケル(相島一之)・・・お人よしで.絵の才能はない。
彼が書いた絵「ゴーギャン ゴッホ スーラ par シュフネッケル」は
スケッチする三人を彼の視点で描いたもので、「この絵の中に僕はいないんだ」と
いうセリフが印象的だった。
DVDにもなっていると思います興味のある方はぜひご覧下さい。
かつて彼らが同じアトリエで絵を描いていた光景が目に浮かぶようだ。
ゴッホ「 夜のカフェ」ゴーギャンと共同生活のときに制作した一つ。
親友ゴーギャンと共同生活数日前の作品。
ゴッホ: 夜のカフェ
→絵画販売ドットコム
絆・芸術家達の友情
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