佐伯祐三「リュクサンブール公園」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回は佐伯祐三「リュクサンブール公園」について記載してみます。

リュクサンブール公園佐伯祐三が1927年、2度目の渡仏の翌年に描いた『リュクサンブール公園』はパリの雰囲気を木々にもまとわせている作品です。

佐伯祐三が描きたかったのはパリなのか、黒い線と独特の面の質感を描画するのにパリがぴったりだったのか、どちらにしても佐伯祐三はパリという街を題材にエネルギッシュに絵画を制作していました。『リュクサンブール公園』にある冬枯れのマロニエ並木が黒く勢いよく伸びて、空を大胆な鋭いV字に切り取っています。V字が左に傾いているところが、佐伯祐三の意匠をよく感じさせます。並木の下には白い歩道があり、真ん中は白く空き両端には色とりどりの人々が歩いています。空と白い雲のある上部と少しベージュがかかった白い道が、鋭いV字とゆるいV字になっています。黒い線で勢いよく描かれた幹や枝に茶色く紅葉した葉があり下には人々の赤や緑といった衣装が彩りを添え佐伯祐三が好んで使った色使いが見られます。

構図や色使いが独特で印象深く、異国情緒もありとても洒落ていますので、ご自宅のリビングや廊下、オフィスやショップにもインテリアとして最適です。

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