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今回はゴーギャン「神の日(マハナ・ノ・アトゥア)」について記載してみます。
ゴーギャンの作品にはタヒチを題材にした作品が多くあります。その作品の多くが南国の陽の光を思わせるような、そんな明るい色を多く使ったものがおおく、絵本のように平坦な色、そんな作品が数多くありますが、この神の日(マハナ・ノ・アトゥア)という作品のそんな一つの作品です。そんな南国の光輝く水辺が画面の全面に描かれその水辺には三人の人物が描かれています。この三人は、生から死への経過する人生の一生を象徴化しているものと考えられています。
誕生(身体を前にむけ横たわっている人)、そして生(水辺で神を梳かす人)、死(背中を向けて横になっている人)と言われています。ゴーギャンの抱く、死生観、人生の不安などが描いてあります。この死生観の象徴のような横たわる人とは対照的に描かれている、生を謳歌するかのような髪を梳かす女性のその後ろにはタヒチの代表される神が描かれています。全体的にとっても、明るい色調なのですが、どこか神秘的な印象を受ける作品となっています。色調も明るく、ぜひ飲食店、ショップなどに飾ってみてはいかがでしょうか。
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