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今回は佐伯祐三「靴屋」について記載してみます。
パリの街中を描き続けた佐伯祐三はの作品の中でも珍しいひとつのモチーフを丁寧に描いています。
作品「靴屋」は、当時のパリにできた靴屋のおしゃれな出入り口にぶらさがる靴やお店の壁の独特な雰囲気がおしゃれで日本人に人気のあるタイプの作品です。佐伯祐三のこの作品でノートや手帳、コースターなどが複製されそうな北欧風の味が出ています。ひとつひとつの靴を手作りで作っている靴職人がこじんまりとした小さな店の片隅で念入りに靴を手入れしていて、同じく並びに店を持つ髭の生えた店主がワインを片手に飲みに誘いにきそうな雰囲気がでています。
この独特なパリのおしゃれ感や100年近くたつ店構えであるのに、どことなく時代を感じさせない手法は佐伯祐三だからこそ描けるものでしょう。新しく靴屋や雑貨店、美容室、洋食店などのおしゃれなお店を開店する友人、知人に開店祝いとして贈るにふさわしい作品です。飾った店内の雰囲気もがらりと変わることでしょう。
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