ゴッホを語る上で重要な作品：ひまわり
最近急激に寒くなってきましたね。皆さんはこの寒くなる時期をどうお過ごしでしょうか？私は、ぬくぬくとコタツに入ってミカンでも食べながらこの時期を乗り切ろうと思っています。
さて、そんななかで、体も心を温かくするほどの生命力に溢れた作品を紹介したいと思います。日本でも知らぬ人はいないと思われる画家、フィンセント・ファン・ゴッホの代表作 ひまわり です。
今回ご紹介するのは数あるひまわりの中でも、14本のひまわりの絵についてです。
ご存知かも知れませんが、本作を始めとする「ひまわり」を題材とした作品は、フランスアルル滞在時に6点、パリ時代には5点描かれていることが記録として残っています。このひまわりは、アルル滞在時に手がけられた作品の中でも最も傑出した作品の一つです。
ひまわりの強い生命力と逞しいボリューム感を表現するために絵具を厚く塗り重ね描かれ、
それは同時に作品中に彫刻のような立体感を生み出すことにもなりました。
本格的に寒くなっていく季節です、見るだけで暖かくなるその圧倒的な存在感を一度ご覧下さい！！
