絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回は「炎の画家」や「狂気の天才」と言われたゴッホのひまわり」について記載してみます。
ゴッホの「ひまわり」という作品が印象的なのは、一般的なひまわりのイメージは夏の青空の下で元気に咲いている明るいイメージですが、ゴッホは咲き誇るひまわりと対比して朽ち果てたひまわりを表現しているところです。
また、背景、入れている花瓶、床すべて黄色で表現しているところも珍しく斬新でインパクトのある作品に感じられるにではないでしょうか。黄色にこだわっているのは一部でアルルの「黄色い家」の部屋を飾るためとはいわれています。ゴッホにとって黄色は明るく、心が和む癒しの色として好んだのではないかと感じる半面、精神的不安定において、ゴッホの魂によりこのゴッホ特有の黄色が生まれたのではないかと感じられます。この「ひまわり」からも黄色でも様々な色合いで同じ黄色でも違った印象が伝わりますよね。
くすんだ黄色、鮮やかで生き生きした黄色、今にも消え入りそうなかすんだ色合いの黄色で表現しています。また、朽ちたひまわりや生き生きと花を咲かせているひまわりなど、生命力の対照的なひまわりを一つの花瓶にいれていることで、絵から流動感が伝わり生命の力強さ、はかなさを感じられるようです。
============================
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ (1853年3月30日 ? 1890年7月29日)
ゴッホは、自身の熱い思いを伝える激しい筆遣いと鮮やかな色彩は独特な絵画スタイルで知られ、
その劇的な生涯と共に世界中で最も人気を集める画家です。
【絵画販売ドットコムでの代表的作品】
ゴッホ:ひまわり
ゴッホ:夜のカフェテラス
ゴッホ:アルルの跳ね橋
============================
============================
絵画販売ドットコム(複製画)油絵の模写・通販
TEL:06-4792-8281 FAX:06-4792-8291
============================