絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回は「ガーデニング趣味の人へ,クリムトの”けしの咲く野”」について記載してみます。
いくつかの花々の風景画を描いているクリムトの作品の中でも目を引く「けしの咲く野」は、クリムトが描いた当時では当たり前のようにヨーロッパに咲いていた花でした。
鎮痛効果などに使う薬草として使用したからです。しかし、日本では今や現物を見ることができない花であり絵画や写真で見るのが精いっぱいなのです。この「けしの咲く野」では、奥の奥までけしの花が咲いている野原が広がり、しっかりと庭師によって整えてある木々もあります。
一番近い場所のけしの花は赤や白、青、黄、オレンジ、ピンク、紫などの花が点在ていおり、けしの花にもいくつか種類がありまさにけしの花だけが咲いている場所なのです。クリムトの独特な技法で花を描くのではなく点を描くことで花として見せる技法を使っています。ただの丸い塗りつぶりも周囲の花があることでそれも花なのだと感じることができます。手前の多くのけしの花の美しさが、特に赤色をしたけしの花が印象的でどのような部屋に飾っても部屋が映える作品となっています。
さらにお花屋さんと営む友人やガーデニングを趣味にしている人へプレゼントとして贈るのにも最適です。
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