絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回は「クリムトの代表作”接吻”」について記載してみます。
『接吻』は、１９０８年に描かれたクリムトの代表作といっても過言ではない作品です。
豪華絢爛な金銀を多用した美しく装飾的な画風で男女が描かれています。二人が身に着けている衣装は、美しい幾何学模様で彩られ、足元には小花がちりばめられた緑の地になっています。
男性と女性の体は金色に囲まれ融合しているように見えて、男性の衣装の模様はさまざまな四角形で女性の衣装は丸の模様が描かれています。
男女のひとつになろうとする愛を表すとともに奥に潜む相容れないものがあることを暗示しているようです。花畑は女性の膝折った足の先までで終わっており、二人の存在の危うさも感じさせます。豪華絢爛な衣装は社会に対する鎧のようでもあり、その中にいる男女には愛を求める人間、受ける人間の本能をより強く感じさせます。
愛の儚さや脆さ生死の暗示を含めることによって、愛をより美しく官能的に表しているともいえます。何よりまばゆい金色の輝きと接吻をしようとする人物の情熱と恍惚が非常に美しくインパクトのある作品です。
一緒に愛を育みたい恋人への贈り物としても喜ばれるでしょう。また、お店に飾っても人目を引くこと間違いなく、センスアップが期待できます。
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グスタフ・クリムト （ 1862年7月14日 ~ 1918年2月6日）
グスタフ・クリムトは、個性的なエロチシズムをもち女性的で知られています。
大変官能的な作品は、神秘的なインテリアにオススメです。
【絵画販売ドットコムでの代表的作品】
クリムト：ふなの森
クリムト：帽子と羽のえり巻を着けた女性
クリムト：リンゴの樹
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