モネ 積みわら-日没

“モネの「積みわら-日没」は1890年~1891年に描かれた、モネの作品によく見られる連作の1つです。

光が照らし出す色と動きの一瞬を描き出すモネは、描くうちに刻一刻と変わっていく風景の色調に心を動かされました。時間や空気による変化をそれぞれ描き出すことに専心したため連作が多く、この「積みわら」も25点に及ぶ連作の1つです。干草が積み重なった農地の風景は、特別でないどこにでもある風景ですが、モネの目には光と色とその変化を映し出す格好の題材でした。積みわらはまるでプリズムのように太陽の光を色にして躍らせているようです。照らされる大地や家や木々は溶け込んでいるようですが、その空気の揺らぎや夕日を受ける一瞬を捉えて存在しています。

この連作は発表と同時に評判を呼び、モネの印象派画家としても地位を確固たるものにし、この後の制作活動を助けることとなりました。「積みわら」が描き出した意味を人々が理解し驚嘆した結果といえましょう。”


■ モネ:睡蓮 ■

【絵画販売ドットコムでの代表的作品】
モネ:印象 日の出
モネ:散歩 日傘をさす女
モネ:サンラザール駅
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