■ ポスト印象派のゴッホのひまわり ■
絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。今回は「ポスト印象派のゴッホのひまわり」について記載してみます。
ゴッホウィークと題してゴッホの魅力をNHK日曜美術館での紹介のように記載していきます。
ポスト印象派と言われ表現主義の先駆け的な存在とされるフィンセント・ファン・ゴッホ。
日本の浮世絵の世界をこよなく愛して、浮世絵を収集していたのはご存じの方も多いと思います。
そんな彼の作品は、浮世絵の技法の影響を少なからず受けていて、「ひまわり」の作品のなかにもその傾向を垣間見ることができるような気がします。
花瓶に飾られたひまわりという、シンプルなモチーフのこの作品には、日常生活のなかのワンシーンを、画家の感性で写真を撮るように捉えるという、浮世絵らしさを見つけられるのではないでしょうか。黄色のテーマカラーで統一された、ひまわりの花や背景という単純化された構図で、花瓶の形はシンプルでありつつもバランス良く整っていて、作品全体に統一感が生まれています。写実的でありながらも、作品から大胆な印象を受けるのは、ひまわりの花の形や色にそれぞれ微妙な変化や特徴があり、重厚感のある仕上がりになっているからでしょう。
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ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ (1853年3月30日~1890年7月29日)
ゴッホは、自身の熱い思いを伝える激しい筆遣いと鮮やかな色彩は独特な絵画スタイルで知られ、
その劇的な生涯と共に世界中で最も人気を集める画家です。
【絵画販売ドットコムでの代表的作品】
ゴッホ:ひまわり
ゴッホ:夜のカフェテラス
ゴッホ:アルルの跳ね橋
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