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今回はシスレー「朝の日差しを浴びるモレの教会」について記載してみます。
印象派画家の一人でもあったピサロが残した言葉の中に、印象派を代表する画家はシスレーであると伝えられていて、シスレーが他の芸術家から印象主義派の画家として、強く認識されていた事が分かります。シスレーはイギリス人ですが、その生涯のほとんどを生まれ育ったフランスで過ごし、フランスの田園風景などをモチーフにした多くの作品を手掛けています。その中でも「モレの教会」と言う作品は、シスレーがその生涯を閉じたとされるフランスのモレにあるノートルダム教会がモチーフになっていて、彼の作品の特徴として、全体的に色彩感覚に富んだ色合いで描かれている点は、印象派特有でもありますが、最も印象的なのは空の描写で、ほかに「朝の日差しを浴びるモレの教会」と呼ばれる作品もあります。
微妙に空の色彩や描写が違う点から、シスレーが天候の変化や陽光などの反映を絵画の中に生かしていたことが分かるこの二つの作品は、ご家庭のリビングルームまたは会社でしたら応接間など、何処か日当たりの良い場所に飾ると、一層絵画の魅力が映えるでしょう。
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