こんにちわ、油絵太郎です。
画家の視点から、絵画の魅力について時々お話していきたいと思います。
僕が油絵を書き出したのは、小学生のころでした。
書き出したきっかけは、絵を描くことがすきだったから。
ただそれだけ。
親に言われるまま絵画教室に通いだしてはや、16年。
飽き性な僕が、唯一やめなかったコトでした!
油絵は15世紀中世ヨーロッパで発明された画材であり、数ある絵の具の中でも
一際長く使われて来た歴史を持っています。よって名画と呼ばれる名画は
油絵の具から生まれたといってもいいすぎではありません。
油絵の具は「光」と「深み」を表現する上では素晴らしい画材です。
光の画材と呼ぶにふさわしく、モネの「印象:日の出」やゴッホの「ひまわり」
などはまさに光そのものです。油絵絵画の魅力、それはいつまでも色あせること
のない「光」が一枚の絵画のなかに存在しているということでしょう。
フェルメール、レンブランド、モネ、ルノワール、ゴッホ、ピカソ、シャガール。
時代ごとにうつりかわる「光」を生み出してきた、歴代の巨匠たちです。
僕の油絵絵画は「光」にこだわるから、中世ヨーロッパで光の画家と称された
天才レンブラントの名を冠する「レンブラント」社の高級油絵の具を使っています。
どこまでも「光」にこだわりたい、それが、僕の描き方です。
巨匠の作品を模写することで、画家の筆跡をなぞり、画家がどんなふうな思いで絵を描いていたのかを感じることができます。
美術のはじまりは模写からはじまっていると言われています。
僕にとって、オリジナルの作品を描くことももちろん大切なのですが、巨匠の絵を模写することも至福の時間なのです。