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今回はモネ「アルジャントゥイユのひなげし」について記載してみます。
クロード・モネの「アルジャントゥイユのひなげし」は、パリ北西の町アルジャントゥイユ郊外の、のどかな夏の風景を描いています。ひなげしが生い茂る草原のなかを親子が下ってきていて、二人はモネの妻カミーユと息子のジャンをモデルにして描かれました。子どもはひなげしの花を手に持っていて、隣にいる母親は黒色のドレスに身を包み、水色の日傘を持っています。
赤いひなげしが咲いている草原のなかに、淡い水色の傘がアクセントになっていますね。また、坂の上の奥にも親子であろう人物が描かれています。赤
色のひなげしが生い茂る草原と青く澄んだ美しい空の色彩のコントラストが非常に美しくて圧巻です。横一線に描かれた緑色の木々や家屋が、空の水色とひなげしの赤色を違和感なく融合させてくれています。爽やかな青空を描かせたら、モネの右に出る画家はいないのではないでしょうか。「光の画家」とも呼ばれたモネらしさを存分に感じられる作品です。
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