ゴッホの画家人生

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回は「ゴッホの画家人生」について記載してみます。

ゴッホ「パイプをくわえた自画像」印象派の巨匠ヴィンセント・ヴァン・ゴッホが画家をとして活動しはじめたのは、27歳の時でした。
この頃のゴッホは、弟のテオの仕送りを頼りに生活をしており、限られた資金の中で制作を行っていました。

1883年9月ゴッホはオランダ東部ドレンテ地方へ向かい、農民の過酷な生活を描きはじめます。
そして32歳の年、人物画の傑作「じゃがいもを食べる人たち」完成させます。
この作品が巨匠ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの誕生の瞬間ともいわれています。
その後、パリで印象派に目覚めたゴッホは、アルルで借りた「黄色い家」へと移り住み、芸術家と共同生活をするために画家仲間たちを招待しました。
ゴーギャンの到着を待つ間、彼らと共同生活をする「黄色い家」の部屋を飾るための絵を制作しました。
それがかの有名なゴッホの「ひまわり」の連作です。
しかしゴーギャンとの共同生活は長く続かず、精神を病んでしまったゴッホは、自らサン=レミの精神療養所の門をくぐります。
この精神療養所での生活の中で、彼の筆のタッチは独特のうねりを見せ、新たな名作が多く生まれます。

ゴッホが画家として活動をはじめてから10年目の37歳の年、展覧会に出展された「赤い葡萄畑」が400フランで売れました。
これがゴッホの生前に売れた唯一の作品でした。
その後、療養所を出たゴッホは、芸術家村として知られていたオーヴェール・シュル・オワーズへ向かいます。
彼がオワーズにいたのは約2ヶ月と短期間でしたが、その間に80点以上の作品を手掛けます。
しかしゴッホは、自身がテオの家族に負担をかけているという事実を苦に、ピストル自殺を図りました。
幸い一命を取り留めるも、その二日後、駆け付けたテオに看取られながら、息を引き取ります。
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ、享年37歳、あまりにも早い巨匠の死でした。

絵画に命と情熱を燃やした炎の画家ゴッホ、その生き様は炎のように激しいものでした。

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ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ (1853年3月30日 – 1890年7月29日)
ゴッホは、自身の熱い思いを伝える激しい筆遣いと鮮やかな色彩は独特な絵画スタイルで知られ、
その劇的な生涯と共に世界中で最も人気を集める画家です。

【絵画販売ドットコムでの代表的作品】
ゴッホ:ひまわり
ゴッホ:夜のカフェテラス
ゴッホ:アルルの跳ね橋
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