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今回はゴッホ「ローヌ川の星月夜」について記載してみます。
フィンセント・ファン・ゴッホは1853年、オランダ南部のスンデルトで牧師の家に生まれたポスト印象派の画家です。
ゴッホは「星月夜」という絵を何枚か描いていますが、今回紹介させていただくのは「ローヌ川の星月夜」です。ゴッホは「見たものを描く」という写生を基本としながら感じたまま、情熱的に描くというスタイルを持っていました。
この「ローヌ川の星月夜」でも星を「天国の花」とし、星という概念を覆すことなく独特な表現方法で描いています。絵全体が深い青で覆われ、その中で空に瞬く星と水面に映った光の黄色で埋め尽くされたこの美しさには思わず目を奪われてしまいます。
絵の片隅にいる二人は老夫婦や恋人と言われていますが、この光景を目の当たりにして何を思いどんな話をしていたのか、想像をかきたてられる作品です。
色彩や光の表現はゴッホの得意とするところで、水面の揺らめく反射光のように動きのある光はポスト印象派より、印象派を思わせる作品にも見えます。
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