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今回はコロー「サンス大聖堂内部」について記載してみます。
この作品は、フランスのブルゴーニュ地方のサンスという小さな町の大聖堂に、コローが3日間通いかかれたものです。コローが実物を見ながら描いた最後の作品といわれています。
サンスの大聖堂は、1130年に起工された、ゴシック様式の建築物としても有名な大聖堂で、中央の柱には聖ステファヌス像というゴシック彫刻の先駆とも言われている像があります。
作品に描かれている光景は、大聖堂のクリーム色のベースが、コントラストがはっきりと鮮やかに描かれている訪問者やステンドグラスの美しさを引き立たせています。
そのことにより大聖堂の美しさや神聖な静寂が表現されています。
シンプルで神聖さのあるこの作品は、淡色の壁はもちろん、濃色の壁に飾ってもアクセントとなります。
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ジャン=バティスト・カミーユ・コロー(1796年7月17日 – 1875年2月22日)
19世紀に3/4生きた画家です。印象派の橋渡しとなったと言われる光溢れる画風が特徴です。
【絵画販売ドットコムでの代表的作品】
コロー:モルトフォンティーヌの思い出
コロー:ヴィル・ダヴレー、白樺のある池
コロー:ボロメ島の浴女たち
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