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今回はゴッホ「星月夜」について記載してみます。
ゴッホはオランダ出身でポスト印象派（後期印象派）の画家で彼の作品は感情の率直な表現、大胆な色使いで知られポスト印象派の代表的な画家です。
この「星月夜」という作品はゴッホが神経発作のためにサン・レミのカトリック精神病院に入院していた際に描かれた晩年期の作品です。
これから生まれてくる弟テオドールの息子（甥）のために描いた誕生画であり日本の桜をイメージしたといわれた贈り物用の作品です。ニューヨーク近代美術館などで見ることができます。
満点にきらめく星に渦を巻いた雲とおどろおどろしい夜を描くことで、観る人に強い印象を与えます。ゴッホ自身がエネルギーを絵画で発散させているような作品となっており、全体的に暗い色が使われているせいもあり、ゴッホの不安な気持ちをあらわしているような絵画です。
また糸杉と呼ばれる天高くのびた杉を始めとする大半のものはゴッホが入院していたサン・レミのカトリック精神病院の病室から見た風景を元にされていますが画面中央の北欧的小村と教会はゴッホの想像によって描かれたそうです。
そんなゴッホのエネルギー溢れる一枚を飾ってみてはいかがですか。
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