絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回はゴーギャン「神の日(マハナ・ノ・アトゥア)」について記載してみます。
後期印象派を代表する画家であり、近代絵画様式の確立者のひとりでもあるポール・ゴーギャン。
彼は神学校を卒業後航海士となり、その後証券会社の社員としてごく5人の子供に恵まれつつ普通の勤め人として過ごしていました。
株式相場が暴落した際に安定した生活に絶対的な保障はないと気付き、退職し画業に専念し始めたのは35歳になってからでした。
画家としての生活は厳しく、ゴッホとの共同生活の破綻をきっかけにタヒチに渡ったのは1891年のことです。
タヒチに滞在した2年間の制作活動で金銭的にも精神的にも行き詰まりを感じたゴーギャンは、
フランスに帰国し、この作品を発表しました。
この作品に含まれる要素は、彼がタヒチで制作した自身の最高傑作となる
『我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか』へと繋がる重要な起点のひとつになっています。
あなたもゴーギャンの絵を飾って、「ありえるかもしれないもうひとつの人生」について空想してみませんか。
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