ブーダン「ル・アーブル港」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。

今回はブーダン「ル・アーブル港」について記載します。

ブーダン「ル・アーブル港」19世紀フランスの画家であり、外光派の一人として印象派に影響を与えた画家で、青空と白雲の表現から「空の王者」と賛辞を受けたブーダン。印象派(印象主義)の先駆的存在となる風景画家です。
戸外制作での明瞭な外交表現を用いて、天候の移り変わりや、水に反射する光などを軽快な筆致で描いた風景画を多く制作しています。特に海や浜辺などの情景を好んで描いています。また、ブーダンは、幾世代の画家たちを繋ぐ存在と言われ、印象派の父の一人と称されています。

パリのサロンへの出展を続け、多数の賞を授与されています。1892年には、レジオン・ドヌール勲章を受けて、ナイトの称号を得ています。

この作品に描かれている港はフランス北西部の港湾都市で、現在は世界遺産に登録されています。
画面奥に広くとられた空に広がる厚い雲は今にも動き出しそうです。

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