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今回はレオナルド・ダ・ヴィンチ「ジネブラ・デ・ベンチの肖像」についてお話したいと思います。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、ルネサンス期を代表する三大巨匠の一人です。もっとも、私達には画家としてのダ・ヴィンチが有名ですが、画家だけでなく建築家、科学者と、その才能は多才であったと言われています。
画家としての彼が残した作品は、「モナリザ」「最後の晩餐」が代表格と言われているのではないでしょうか。
その中でも、本日紹介する「ジネブラ・デ・ベンチの肖像」は1474年が制作年と推測され、比較的初期のころの作品です。
フィレンツェで、1470年代に油彩技法を取り入れたヴェロッキオ工房で、レオナルド・ダ・ヴィンチは修業しました。本作品は、いわばダ・ヴィンチの肖像画の原点だったといえます。
女性ジネブラの表情の理由、それは愛する男性との結婚が許されず、別の男性との結婚が決まってしまったからだ、というように伝えられています。その切ないような悲しげな様子が絵から見て取れるようです。
ダ・ヴィンチ自身は、この画にいったいどんな思いを表現したのでしょうかー。
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