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今回はルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャラット」についてお話したいと思います。
19世紀のフランスに生まれた印象派の巨匠
オーギュスト・ルノワール。
特徴的な表現で数多くの作品を制作した
ルノワール。
今回紹介する作品「ムーラン・ド・ラ・ギャラット」は印象派時代の
最高傑作として呼び声が高い1点です。
題名の「ムーラン・ド・ラ・ギャラット」とは、
パリのモンマルトルに実際にあるダンスホールの名前です。
描かれている人物は彼の友人たちで、庶民の社交場での
人生の喜びを鮮やか、かつ華やかに画面いっぱいに表現されています。
印象派の作品の特徴の1つとして光の動き、変化の質感を
いかに表現するかということが挙げられます。
この作品でも陽光の下での人物を描き、木々の間から差し込む木漏れ日の描写が秀逸です。
それにより楽しく、陽気な雰囲気が見事に表現されています。
この作風が彼の作品制作の特徴です。
実はルノワール以外もたくさんの画家が「ムーラン・ド・ラ・ギャラット」を
描いているのですが、他の画家がパリの混沌とした現実を描いているのに対して
ルノワールは上記のような風景を描いたのです。
見る者の心を和ませる傑作です。
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