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今回はスーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」についてお話したいと思います。
1859年、パリの裕福な中産階級の家庭に生まれました。
スーラは「筆触分割」の技法を取り入れ、点描という技法をものにしました。
1884年には生涯最大の大作で代表作でもある『グランド・ジャット島の日曜日の午後』の制作に着手しました。
実際の絵画は縦約2メートル横約3メートルというとても巨大絵画です。
グランド・ジャット島はセーヌ河の中洲にある公園で、そこに集まる50人ほどの人物を点描で描いた絵画です。
休日を過ごす人々の様子を描いたこの絵からは人々の賑わいは聞こえず、とても静かに感じます。
しかしその中に温かみのある穏やかな時間が流れているようにも感じ取れます。
中産階級の家庭に生まれ、美術教育を受けたスーラは特に波乱のない平穏な人生を送りました。
スーラは寡黙で大人しい性格で私生活を他人に語ることがほとんどなかったようです。
そんなスーラは31歳という若さでこの世を去りました。
作品数が少ないのはとても残念です。
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