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今回はセザンヌの「ガルダンヌの村」についてお話したいと思います。
「ガルダンヌの村」はセザンヌの1880年代における代表的な
風景画作品の一つです。
制作当時、セザンヌはこの村に家を借りて生活していました。
タッチを同じ方向に同じような大きさで並べて描くという手法が、
セザンヌの80年代の風景画の特徴です。
非常にゴツゴツしていて、理知的な作品となっています。
家や木々を描く場合に単純化して描いているのです。
ポール=セザンヌは1839年、いわゆるブルジョワ家庭の
長男に生まれました。
厳格な父の意向により、エクス大学法学部に入学するも、中退し、画塾アカデミー・シュイスに通い始めます。
しかしながら、彼の絵が認められたのは、かなり晩年の事でした。
画面右下の部分が、未完のままの状態となっていることが分かりますが、それをもってしてもなお、
この絵の芸術性には影響がない様に見えます。
→セザンヌの「ガルダンヌの村」はコチラ
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