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今回はルソーの「パリ近郊の眺め、バニュー村」についてご紹介しますね!
「パリ近郊の眺め、バニュー村」1909年
こちらは日本の岡山県にある大原美術館に展示されている作品ですので、
実際にご覧になられた方もいるかもしれませんね。
牛に積みわら、人物に木と現実のものと大きさなどに違和感を感じるでしょうか。
この遠近感を感じない風景の不思議な世界観が、ルソーの絵画の特徴と言われています。
仕事の余暇に絵を描いていたルソーは、絵画に専念する為に税関職員を退職し、
亡くなられる前年にこの作品を描かれました。
ルソーの作品は、正規の美術教育を受けずに長年日曜画家として、独自の技術で培われた為に
後のキュビスムやシュルレアリスムにも、影響を与える幻想的な作風になったんですね。
大きな牛さんとのどかな風景を見ていると、私達もルソーの不思議な世界に誘われそうですね。
→ルソーの「パリ近郊の眺め、バニュー村」はコチラ
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