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今回はムンクの「病める子」についてご紹介したいと思います。
表現主義のさきがけであるエドヴァルド・ムンクは1865年に
ノルウェーで生まれました。
しかし、5歳の時に母親を、14歳の時に姉をそれぞれ結核で
亡くしました。
この幼少期から思春期の出来事が、後の彼の作品に大きな
影響を与えます。
その後、1889年にパリに留学したムンクは、そこでマネや
ゴッホなどから影響を受けました。
その頃の作品の一つである「病める子」は、病弱である少女を
看護する母親を描いたものです。
病に冒された少女と、悲しみに暮れ頭を下げる母親は、見ているだけでなんとも切ない感じがします。
母親が暗い表情をしているのに対して、少女は穏やかな表情をしていてまさに対照的ですね。
彼自身の、幼いころの悲しい出来事を思い出させる作品だと思います。
→ムンク「病める子」はコチラ
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