絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回はクリムトの「接吻」についてお話したいと思います。
グスタフ・クリムト(1862年 – 1918年)
以前はクリムトの「乙女たち」についてお話させてしましたが、クリムトを語る上ではかかせないのが「接吻」です。
クリムトが主に描いていたのは、エロス。
具体的に、妊婦や女性の裸、セックスを題材としている作品が多く、作風で切っても切れない関係があるのは日本の浮世絵と言われています。
日本の衣装などで学んだとされており、作風にはカラフルな作品が多くみられます。
「接吻」と言う作品は当時タブーだった、接吻をテーマとして描いており、1908年にウィーンで開催された芸術典で大反響を呼び、終了後すぐにオーストリア政府にお買い上げされました。
これは、国に認められた作品でもあるということを現しています。
絵画には大量の金箔が使用されていて、金箔に包まれた男女の交じり合う様が描かれています。
一説によると、二人の男女は、クリムト自身と恋人がモデルだと言われています。
金に包まれた男女、幸福そうな女性の顔、女性を覆う男性、華やぐ崖、その蔦の先は…
あなたはこの絵の先をどう想像しますか?
→クリムト「接吻」はコチラ
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