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今回はモリゾの「麦畑のなかで」についてお話したいと思います。
モリゾ(1841年‐1895年)
19世紀モネ、ルノワール、ピサロ、シスレー、ドガ、セザンヌ、と一緒に印象派が花開いた時代。
紅一点で、フランスでは珍しかった女性画家として活躍された方です。
当時、富裕層の女性が教養として絵を習うこと、楽器を習うことが奨励されていました。
モリゾは並々ならぬ絵の才能の持ち主でした。
ルーブル美術館に居合わせたモリゾにモデルを頼んできたのはなんと、有名なマネでした。
マネの父親が司法省の高級官僚であったこともあり、二人の関係は家族ぐるみの付き合いに発展します。
マネとは師弟関係にあったため、お互いに影響しあった作品が多く存在します。
また、マネについては映画も出ているので拝見するのも、良いかもしれないですね。
女性ならではの優しい印象と、一貫して自由な筆使いや鮮やかな色彩は、彼女の絵画に対する思いと生き方と愛。
様々な感情に揺れ動きながら、真実の自分を見出していく姿が映し出されているのかもしれません。
→モリゾ「麦畑のなかで」はコチラ
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