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今回は、ミレーの《落穂拾い》について書かせていただきます。
農民画家
ミレーは、バルビゾン派という風景画や農民画を写実的に描く絵画グループの中心的メンバーでした。
働く庶民の生活などを描いたため「農民画家」と呼ばれました。
今回ご紹介する《落穂拾い》はミレーの代表的作品です。
ほっとする郷愁がありながらもどこか崇高さが漂うミレーの絵画は、飾られた空間自体に高級感を与えます。
ミレーの真摯なスタイルは、様々な画家に影響を与えました。
ゴッホは、「労働」をテーマに働く農民の姿を描いたミレーに尊敬の念を抱き、ミレーの農民画の版画や複製画を手に入れては、熱心に模写していたそうです。
複製画を飾るためだけでなく、こんな風に勉強に使うのもアリですね。
バルビゾン派
ミレーなどのバルビゾン派は、それまでの風景といっても理想化された風景を描く伝統的な風景画に対して、実際の自然風景を写実的に描きました。
それまで画題になり得なかった田園風景などを描いたのです。
このように画題に宗教的な主題や歴史的な意味を含まない、生活に根付いた自分の「足元」を見つめた姿勢が生んだ崇高さがありますね。
遠くを見るばかりでなく、自分の足元を見つめることの大切さを教えられる作品です。
▲原寸大サイズ:83.5×111.0cm 印象派美術館
クレアネットの絵画販売ドットコムでは、肉筆で描かれたミレーの《落穂拾い》の複製画を販売しています。肉筆画ですので、ゴッホのように模写をして勉強に使うこともできますよ。
ミレーの《落穂拾い》はこちらからご覧いただけます。
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