佐伯祐三が描いた『郵便配達夫』を見るには

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、佐伯祐三の『郵便配達夫』について書かせていただきます。

佐伯祐三とは

佐伯祐三は大正〜昭和初期に活躍した洋画家です。1898年に大阪府大阪市で生まれ、1923年に妻子とともにパリに移り住みますが30歳という若さでこの世を去りました。

佐伯祐三は風景画を中心に、人物画や静物画も残しています。佐伯祐三が描いた風景画には街角のポスターや看板など文字が多く登場するといった特徴があります。

佐伯祐三は30年という短い生涯でしたが、絵画に対する純粋で激しい情熱が、残されているどの作品からも感じ取ることができます。

佐伯祐三の『郵便配達夫』は2021年に大阪で見ることができる!

『郵便配達夫』は佐伯祐三が亡くなる前に描いた最後の作品です。偶然自宅に訪れた白ひげの郵便配達夫がモデルとなっています。この郵便配達夫が自宅を訪ねてきたとき、佐伯祐三は体調が優れず、床に伏せることも多かったそうです。しかし郵便配達夫を見た佐伯祐三は創作意欲を掻き立てられ、郵便配達夫にモデルを依頼したと言われています。

佐伯祐三の描いた『郵便配達夫』は、大阪の中之島に2021年度にできる新しい美術館で展示される予定です。

大阪・中之島にできる新しい美術館には、『郵便配達夫』以外にも佐伯祐三の作品が展示される予定なので楽しみですね。

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