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今回は、エドガー・ドガの『青い踊り子』について書かせていただきます。
エドガー・ドガとは
エドガー・ドガは1834年にパリで生まれた、フランスの印象派の画家です。ドガは銀行家の息子で、元々は裕福な家庭で育ちましたが、1874年に父親が亡くなった時に銀行は大きな負債をかかえていたそうです。ドガは長男だったので莫大な借金を抱え、返済に追われて大変だったようです。
裕福な家庭で育ったドガはもともと、お芝居やバレエが好きだったそうで、30歳を過ぎた頃から本格的に踊り子を描き始めます。
踊り子の画家として有名なドガが描いた『青い踊り子』
『青い踊り子』は1893年頃、エドガー・ドガが50代の時に描かれた作品です。この作品は、それまでドガが描いてきた踊り子と画風が大きく異なっていました。
踊り子たちが、どこかもうろうと描かれていて、境界が曖昧です。実はドガは1870年代に普仏戦争で目を負傷していたのです。
『青い踊り子』を描いた時ドガは、筆先の色さえわからないほど、視力が低下していたそうです。そして、青い踊り子には4人の踊り子が描かれているように見えますが、実際はモデルは1人だったのではないかとも言われていて、1人の少女の一連の動きを描いた作品だという意見もあるのです。
ドガは晩年に「視力は失われても聴力は残っている 音から動きを想像できよう」という言葉も残しています。
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