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今回は、フィンセント・ファン・ゴッホの『パイプをくわえた自画像』について書かせていただきます。
ゴッホとゴーギャン、2人の画家の関係とは
フィンセント・ファン・ゴッホは1880年代後期のオランダの画家で、ポール・ゴーギャンは1880年代後期のフランスの画家です。当時はルノワールやモネのような「印象派」の画家たちが注目されていましたが、ゴッホもゴーギャンも「ポスト印象派」と呼ばれていました。
ゴッホはゴーギャンに共同生活を呼びかけます。ゴーギャンはゴッホの気持ちに応え、1888年10月にゴッホが当時住んでいたアルルを訪れ、2人は共同生活を始めます。
共同生活を始めたゴッホとゴーギャンは毎日、様々な場所に出掛けては作品を描いていました。しかし、共同生活の中で2人はだんだんとストレスがたまっていたと言われています。
ゴッホが耳切り事件後に描いた『パイプをくわえた自画像』
ゴッホの耳切り事件は有名な話なので知っている人も多いかもしれませんが、今回ご紹介している『パイプをくわえた自画像』は、そのゴッホの耳切り事件後にゴッホ自身が描いた作品です。
ゴッホが自分の耳を切るきっかけとなったのはゴーギャンとの共同生活です。共同生活を進める中で、お互いにストレスが溜まっていたゴーギャンとゴッホは1889年12月23日、激しい口論になり、その結果ゴッホは自分の耳を切断します。ゴッホは、その切断した耳を娼婦に届けたとも言われています。
そしてこの耳切り事件がきっかけで、ゴッホは精神病院に入院することになるのです。
ゴッホの自画像の中では最初に有名になったと言われている『パイプをくわえた自画像』は、強烈な色の組み合わせで、とても刺激的な作品ですよ。
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