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今回は、エゴン・シーレの『エディット・シーレ着座』について書かせていただきます。
未成年少女誘拐や淫行容疑で逮捕歴のある「エゴン・シーレ」
エゴン・シーレは20世紀を代表するヌード画家とも呼ばれる、オーストリアの画家です。1907年には画家のスタフ・クリムトに弟子入りしています。
そんなエゴン・シーレは1911年に17歳の少女「ヴァリ」とウィーンで同棲を始めます。「ヴァリ」はシーレの絵のモデルにもなっていますが、実はクリムトのモデル兼、愛人であったとも言われています。
しかし後に、シーレは未成年少女誘拐や淫行容疑で逮捕されてしまいます。その時の裁判で、裁判官がシーレのポルノ絵画を燃やしたという話もあります。
有名な画家に逮捕歴の過去があるのは驚きですね。
中産階級の令嬢であった妻を描いた『エディット・シーレ着座』
24日間の拘束と3日間の禁固刑を受けたシーレはその後、アトリエの向かいに住んでいたエディットと知り合います。エディットはハムルス家という中産階級の令嬢でした。
シーレは社会的な信用を得るため、エディットと結婚したと言われています。しかし、エディットとの結婚を決意したときもまだ、ヴァリとは愛人関係が続いていたそうです。
ヴァリはシーレがエディットと結婚するということを受け入れることができず、シーレの元を離れました。
なんだかドラマのような話ですね。そんなシーレが妻を描いた『エディット・シーレ着座』はどこか優しい雰囲気の女性が描かれている一方、少しさみしげな雰囲気さえも感じられる作品です。
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