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今回は、オディロン・ルドンの『神秘的な対話』について書かせていただきます。
オディロン・ルドンは孤独の画家？
オディロン・ルドンは1840年南フランスの大都市ボルドーで生まれ、19世紀後半から20世紀初期にかけて活動した画家で、象徴主義の巨匠とも言われています。
オディロン・ルドンの初期の作品はモノクロで、どこか不気味なものが多いです。オディロン・ルドンの初期の作品を「怖い絵」だと捉える人もいるほどです。
しかし、オディロン・ルドンはある時を境に、とても色彩豊かな作品を描くようになります。その時期は、オディロン・ルドンが後に妻となる女性と出会った頃だと言われています。それは彼の精神が作品に大きく関係しているといえます。
「ルドン ひらかれた夢 幻想の世紀末から現代へ」
2018年7月22日（日）〜2018年12月2日（日）まで、神奈川県の箱根ポーラ美術館で「ルドン ひらかれた夢 幻想の世紀末から現代へ」という展覧会が開催されます。
「ルドン ひらかれた夢 幻想の世紀末から現代へ」ではオディロン・ルドンの初期から晩年までの国内の傑作101点が展示されます。
ルドンの初期作品と晩年作品の作風の違いも楽しめそうですね。
夏のお出かけには、涼しい美術館での芸術鑑賞はぴったりです。この機会にルドンの絵画の世界を楽しまれてみてはいかがでしょうか。
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