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今回は、クロード・モネの『サン・ラザール駅 汽車の到着』について書かせていただきます。
蒸気機関車をモチーフに描いた『サン・ラザール駅 汽車の到着』
今回ご紹介する『サン・ラザール駅 汽車の到着』は、印象派を代表するフランスの画家クロード・モネが、1877年に描いた作品です。
現在はアメリカ・マサチューセッツ州ケンブリッジにあるハーバード大学に付属する「フォッグ美術館」で所蔵されています。
『サン・ラザール駅 汽車の到着』のモチーフとなっている蒸気機関車は、19世紀の産業革命を代表する乗り物です。
モネは近代文明よりも、自然をテーマにした作品を描くことが好きでしたが、パリのサン・ラザール駅で見た、蒸気機関車から出る白い煙やガラス張りの屋根から差し込む光に興味を持ち、この作品を描きました。
サン・ラザール駅について
『サン・ラザール駅 汽車の到着』のテーマとなっているサン・ラザール駅は、フランスパリにある駅で、パリの主要ターミナル駅のうちの1つです。
サン・ラザール駅では、ノルマンディー地方に向かう特急列車が発着しています。
開業は1837年8月26日で、パリのターミナル駅としては一番古い歴史をもっています。
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