クロード・モネの『ジヴェルニー付近の夕日を浴びるつみわら』

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、クロード・モネの『ジヴェルニー付近の夕日を浴びるつみわら』について書かせていただきます。

連作で残した『積みわら』

今回ご紹介する『ジヴェルニー付近の夕日を浴びるつみわら』は、印象派を代表するフランスの画家で、「光の画家」と呼ばれることもあるクロード・モネが1891年に描いた作品です。

現在は、アメリカのボストン美術館で所蔵されています。

モネは積みわらをテーマに連作で、多くの絵を残しています。

モネの『積みわら』が大きな影響を与えた画家カンディンスキー

モネが描いた連作『積みわら』は、抽象絵画の父とも呼ばれるワシリー・カンディンスキーに大きな影響を与えました。

もともと、ロシア出身のカンディンスキーは、モスクワ大学で法律と経済を学んでいました。卒業後は法律家の助手として働いていました。

そんなカンディンスキーは、フランス印象派展で、モネの連作である『積みわら』を目にします。

そして、モネの『積みわら』にとても感動を受けたカンディンスキーは画家になることを決意したそうです。

カンディンスキーの抽象絵画とモネの作風は全く違うように感じますが、実はモネの『積みわら』は、抽象絵画の始まりに関係していたのです。

不思議だけれど、素敵な話ですね。

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