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今回は、ヨハネス(ヤン)・フェルメールの『窓辺で水差しを持つ女性』について書かせていただきます。
貴重な絵の具をたくさん使って描いた『窓辺で水差しを持つ女性』
今回ご紹介する『窓辺で水差しを持つ女性』は、オランダの画家で、光の魔術師とも呼ばれ、人物画を中心に多くの作品を残しているヨハネス(ヤン)・フェルメールが1662年に描いた作品です。
45.7×40.6cmのキャンバスに描かれた油彩画で、現在はアメリカのニューヨークにある、メトロポリタン美術館で所蔵されています。
フェルメールは生涯で33枚〜36枚しか作品を描いていないといわれています。
その少ない作品のうちの多くは、室内での中流階級層の日常の生活を描いた風俗画です。
『窓辺で水差しを持つ女性』も、そうした風俗画のうちの1枚で、フェルメールの特徴である絵の左側に窓があり、その窓から光が差し込んでいる構図で描かれています。
モデルの女性のスカートは鮮やかで美しい青色で描かれています。
この青色もフェルメール作品の特徴で「フェルメール・ブルー」と呼ばれています。
「フェルメール・ブルー」と呼ばれる青色はウルトラマリンブルーといって、当時は金よりも貴重であった鉱石「ラピスラズリ」が原料となっている貴重な絵の具なのです。
そのような貴重なウルトラマリンブルーを、フェルメールは様々な絵画でたくさん使っているのです。
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