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今回は、『バレエの授業』を描いたエドガー・ドガについて書かせていただきます。
エリート学歴の画家『エドガー・ドガ』
今回ご紹介する『バレエの授業』は、1834年にパリで生まれた、フランスの印象派の画家であるエドガー・ドガが1875年ごろに描いた作品です。
現在はフランスのパリにある、オルセー美術館で所蔵されています。
『バレエの授業』を描いたエドガー・ドガは、1834年7月19日にフランス・パリで生まれました。
エドガー・ドガの父親は、名の知れた銀行員で、ドガは裕福な家庭に育ちました。
11歳でパリの名門高等中学に入学して、語学や古典を学んでいたそうです。
しかし、ドガが13歳の時、母親が第7子を産んですぐに、亡くなってしまいました。
その後、ドガは高校を卒業し、ルーブル美術館の模写生として登録していたのですが、父の意向によりパリ大学の法学部に入学します。
エリート学歴のドガでしたが、どうしても画家になる夢を諦められず、大学入学から1年後、父に画家になる決意を伝えたそうです。
エドの真剣な思いに心をうたれた父は、ドガが画家を目指すことを許したのです。
そんな熱い思いをもった画家である、エドガー・ドガはこのような言葉を残しています。
「ほんの数時間仕事から離れていると、自分が罪深く、愚かで下らない人間に思われてくる」
ドガは、このような思いで作品を描いていたんですね。
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