佐伯祐三がカメラを向けられると笑わなかった理由とは?

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今回は、『ラ・クロッシュ』を描いた佐伯祐三について書かせていただきます。

佐伯祐三がカメラの前で笑わなかった本当の理由

今回ご紹介する『ラ・クロッシュ』は、大正時代から昭和にかけて活躍した大阪出身の日本人画家である佐伯祐三が1927年に描いた作品です。
『ラ・クロッシュ』は、52.5cm×64.0cmのキャンバスに描かれた油彩画で、現在は日本の静岡県にある「静岡県立美術館」で所蔵されています。

そんな『ラ・クロッシュ』を描いた画家、佐伯祐三には、カメラを向けられると決して笑わず、口を一文字に結んで深刻そうな顔をしていたというエピソードがあります。
しかし、佐伯祐三の出身校である東京美術学校時代の親しい友人や知人たちは、佐伯祐三はよく笑う人物だったと言っているのです。
なぜ、知人や友人の前ではよく笑う佐伯祐三が、カメラを向けられると笑わず憂鬱そうな顔をしていたのでしょうか。
実は、それにはこんな理由があるのです。
佐伯祐三は、上の前歯が1本欠損していたのです。
笑顔を見せると、どうしても歯が欠損しているのが強調されますよね。
それを隠すために、佐伯祐三はカメラを向けられると笑わずに口を一文字に結んでいたのではないかと言われています。

写真に残された、佐伯祐三のイメージは、いつも深刻で憂鬱そうな人物というイメージですが、実際は大阪人らしく、よく冗談をいいケラケラと笑うような人物だったということです。

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