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今回は、フィンセント・ファン・ゴッホの『オヴェールの教会』について書かせていただきます。
『オヴェールの教会』を描いた時のゴッホの精神状態
今回ご紹介する『オヴェールの教会』は、オランダの画家でポスト印象派のフィンセント・ファン・ゴッホが1890年に、描いた作品です。
94cm×74.5cmのキャンバスに描かれた油彩画で、現在はフランスのパリにある、オルセー美術館で所蔵されています。
ゴッホの『オヴェールの教会』を見て、まず感じるのは、教会が歪んで見えるということではないでしょうか。
暗い空の下で、歪んでいる教会・・・とても不思議な感覚になりますね。
もちろん、実際に教会が歪んでいたわけではありません。
では、なぜゴッホは教会を歪んでいるように描いたのでしょうか。
それは、『オヴェールの教会』を描いた当時のゴッホの精神状態が大きく関係していると言われています。
ゴッホは当時、とても精神状態が不安定でした。
そのゴッホの精神状態が、作品に表現されているのです。
ゴッホが『オヴェールの教会』を描いたのは、アルルで耳切事件を起こし、サン=レミ=ド=プロヴァンスの精神病院に入院し、退院した後です。
精神病院を退院した後もゴッホは、医師のポール・ガシェのもとで、治療や療養生活を送っていたのです。
その時期は、まだゴッホの精神状態は安定していませんでした。
それは、この『オヴェールの教会』を見ていても、よくわかりますね。
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