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今回は、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの『フィンセントの椅子』について書かせていただきます。
ゴッホがアルルで描いた『フィンセントの椅子』
今回ご紹介する『フィンセントの椅子』はオランダのポスト印象派の画家で、炎の画家とも言われたヴィンセント・ヴァン・ゴッホが1888年の11月に描いた作品です。
92cm×73cmのキャンバスに描かれた油彩画で、現在はロンドン・ナショナル・ギャラリーに所蔵されています。
ゴッホは32歳の時、オランダからパリに移住しましたが、パリでの生活はゴッホにとって良い日々ではありませんでした。
そしてパリを離れ、南フランスのアルルに移り住んだゴッホは、1888年10月ゴーギャンとの共同生活をスタートさせました。
『フィンセントの椅子』は、ゴーギャンとの共同生活を始めて、1ヶ月経った頃に描いた作品で、アルルでゴッホが暮らしていた黄色い家の部屋にあった椅子を描いたものです。
椅子の上には、ゴッホが愛用していた、パイプが置かれています。
ゴッホは『フィンセントの椅子』と同時期に、『ゴーギャンの肘掛け椅子』という椅子をメインとした作品を描いていて、これらの作品は対の作品であると言われています。
ゴッホが『フィンセントの椅子』を描いた頃、ゴッホにとって人生の幸せな絶頂期であったと言えます。
しかし、ゴッホにとって幸せな時間は、長くは続きませんでした。
ゴーギャンとの共同生活のストレスから、自分の耳を切断するという事件を起こし、2人の共同生活は終わりを迎え、ゴッホは精神病院に入院することになったのです。
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