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今回は、ジャン=バティスト・カミーユ・コローの『ボロメ島の浴女たち』について書かせていただきます。
1825年にコローが初めて訪れたボロメ諸島
今回ご紹介する『ボロメ島の浴女たち』は、1796年パリで生まれたフランスの画家カミーユ・コローが1872年に描いた作品です。
127cm×88.3cmのキャンバスに描かれた油彩画で、現在は日本の広島にある、ひろしま美術館で所蔵されています。
『ボロメ島の浴女たち』を描いた画家、カミーユ・コローの父はラシャの卸業を営んでおり、母は高級帽子店を経営していたため、とても裕福な家庭でした。
コローは11歳の時、父の友人の影響で自然に親しむことに喜びを感じるようになりました。
しかし、一方で、学業に専念することができず、学校を退学します。
コローは、家業の跡継ぎを期待されていましたが、あまりうまくいかず、戸外でのスケッチやアトリエでのデッサンに熱心になっていました。
そんなコローは、イタリアに憧れを持っていました。
憧れのイタリアを初めてコローが訪れたのは、1825年のことでした。
『ボロメ島の浴女たち』は、北イタリアの景勝地マジョーレ湖に浮かぶ島々、ボロメ諸島の風景を描いた作品です。
コローが初めてイタリアを訪れた時から、半世紀も後になって『ボロメ島の浴女たち』は描かれているのです。
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