ポール・セザンヌの『サント・ヴィクトワール山(Ⅱ)』

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、ポール・セザンヌの『サント・ヴィクトワール山(Ⅱ)』について書かせていただきます。

セザンヌが愛した山『サント・ヴィクトワール山(Ⅱ)』

今回ご紹介する『サント・ヴィクトワール山(Ⅱ)』は、後期印象派を代表するフランスの画家で、近代絵画の父とも呼ばれた、ポール・セザンヌが描いた作品です。
65cm×81.5cmのキャンバスに描かれた油彩画で、現在はスイスのチューリッヒにあるビュールレ財団コレクションで所蔵されています。

セザンヌは、りんごをテーマにした作品と山をテーマとした作品をたくさん残しています。
りんごをテーマにした作品は60点以上、山をテーマとした作品は40点以上残っているのです。
特に山の絵は、晩年に多く描かれています。
今回ご紹介している『サント・ヴィクトワール山(Ⅱ)』も、山をテーマにした作品です。
サント・ヴィクトワール山は、フランス南部のエクス=アン=プロヴァンスの市街地の東にある、全長18km以上の石灰岩の山です。
サント・ヴィクトワール山は、セザンヌの心をとらえて離さなかったと言われるほど、セザンヌが最も好んだ山でした。

実際の山とはかなり違って見えますが、色使いなど奥深さを感じる作品です。

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