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今回は、エドガー・ドガの『青い踊り子』について書かせていただきます。
『青い踊り子』がそれまでの作品と印象が異なる訳とは
今回ご紹介する『青い踊り子』は、フランスの印象派の画家であるエドガー・ドガが、1893年頃に描いた作品です。
縦85㎝、横75㎝のキャンバスに描かれた油彩画で、現在はフランス・パリにある、オルセー美術館で所蔵されています。
エドガー・ドガは、オペラ座の踊り子たちに魅了され、生涯にわたって、踊り子たちの姿を描き続けました。
『青い踊り子』には、青いチュチュを着た4人の踊り子が舞台袖で出番を待っている様子が描かれています。
チュチュとは、バレエの踊り子たちが着る、ヒラヒラとしたスカートの衣装のことです。
ドガは、『青い踊り子』を描く前にも、踊り子たちをテーマとした作品をたくさん描いています。
しかし、それまでの作品と『青い踊り子』では、作風が大きく変わっているのです。
今までの絵画は、くっきりとした輪郭で、鋭い描写で描かれていましたが、『青い踊り子』は、輪郭がはっきりせず、ぼやっとした印象があります。
踊り子たちの表情も、はっきりとは描かれていません。
その理由は、『青い踊り子』を描いた頃、ドガは視力が喪失しており、筆の先も見えないほどだったそうです。
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