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今回は、ジャン=バティスト・カミーユ・コローの『ラ・フェルテ・ミロンの風景』について書かせていただきます。
田園風景の広さを感じる『ラ・フェルテ・ミロンの風景』
今回ご紹介する『ラ・フェルテ・ミロンの風景』は、1796年パリで生まれたフランスの画家カミーユ・コローが1855年〜1865年に描いた作品です。
23.7cm×39.3cmのキャンバスに描かれた油彩画で、現在は日本の岡山県にある、大原美術館で所蔵されています。
『ラ・フェルテ・ミロンの風景』は、パリの北東部にある小さな村の風景を描いたものです。
小さなキャンバスに描かれていますが、田園風景の広さを感じることができます。
画面の左側には、積みわらと農婦が描かれており、右奥には牛と農夫が描かれていますね。
これは、『ラ・フェルテ・ミロンの風景』を見ている人の視線が、自然と絵の前景から後景に向かうようにするための工夫なのです。
視線が、絵の前景から後景に向かうことで、小さいキャンバスでも、奥行きを感じることができるため、田園風景の広さや大きさを表現することができているのです。
『ラ・フェルテ・ミロンの風景』は、自然を愛し、戸外でのスケッチを頻繁に描いたコローらしい作品ですね。
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