昨日、京都で行われているルノワール展に行ってきた。
『ルノワール+ルノワール展』という、印象派の画家、ピエール=オーギュスト・ルノワールと、
彼の次男で映画史に名を残す、映画監督ジャン・ルノワールの2人に焦点を当てた
ちょっと斬新な企画でした。
→ルノワール:ピアノによる娘たち
行く前は、画家と映画の同時展って・・・とあまり期待してなかったけど、
いってびっくり。
画家の父の絵と映画監督の息子の映画の関連性にちょとびっくり。
映画監督のジャン・ルノワールの映画のシーンに、画家の父が描いたシーンと
重なる光景がよくあった。
もちろん、こじつけじゃないのか・・・と思ったりする場面もあったけど 笑
画家ルノワールは、人物、特に女性を本当に美しく描く。
人に対する愛情がとても深い画家だったに違いない。
当時の生活への不満や、憎しみなどは、彼の絵からは、到底考えられない。
画家=貧困というイメージは、彼には、感じられない。
また、画家ルノワールは身近な家族をよくモデルとして描いていた。
長男ピエールや三男クロードと同様、映画監督になった、
ジャンもその愛らしい姿が多くの作品に残されている。
その結果、絵画のような映画がたくさん作られている。
DVDとかあるようなら、近々買ってみようと思う。
モノクロ映画はあまり好きじゃないけど、気分転換に見てみよう。
もし、興味のあるかた、ぜひ行って見てください。
美術館でみる、映像の見せ方も面白かったですよ!
→ピアノによる娘たち
そんな感じで、僕の描いたルノワールはこちらです。
美術館で模写を購入するより格段お買い得ですよ~。
ルノワール展
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