僕の得意絵画のひとつにブランド品絵画がある。
ちょっとしたきっかけで、描くようになったのだけど・・・
1年ほど前、親しい友人から、電話があった。
「ルイ・ヴィトンの絵画って描けない?」
彼女の「誕生日の贈り物」として、贈りたいということだった。
「一流ブランド品の静物画…。」
ちょっと驚いたが、もちろん引き受けました。
確かに、ブランドバックを購入したら、10数万~だろう。
それが、絵画だったら、数分の1でできる。そんなたくらみだったのだろう。
ところで元来「ブランド品に縁のない僕」、「ルイ・ヴィトンさんって、どんな人物なのだろうか。」
ということが気になったので、調べてみた。
皆さんよく知ってると思うのだけど、当時の僕は、まったくブランドに疎かった。
ルイ・ヴィトンさんは男である。
彼は、14歳のとき養母とケンカしたのち家出。
2年間、働きながら旅の終着駅パリにたどり着く。
少年ルイくんは、荷造り用木箱製造兼荷造り職人の見習いとなり、働き始める。
のちにカプシーヌ通り4番地に世界最初の旅行鞄のアトリエ「ルイ・ヴィトン」を設立。
14歳で家出かぁ…。中学二年生で独立とは、たくましいなぁ。
アトリエ「ルイ・ヴィトン」…..。 アトリエ?
彼は芸術家なのかもしれない。
そういえばフランスでは、仕立て屋さんをクチュリエといって芸術家だった。
芸術品の静物画……「ブランド絵画」。
なんだかむしょうに、頑張って描きたくなってきました。
芸術品を、美術品に。
なんだか、むしょうに使命感を感じてしまった。
そして出来上がったが、こちらです。
→ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton):ミニスピーディとポシェット
意外にも好評で、今も書き続けているということです。
もし、興味のある方は、僕の絵画販売サイトへどうぞ。
→ブランド絵画
ルイ・ヴィトンの絵画
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